「山にのぼるのだ」
山のぼりをすることになったハムちゃんず。はりきっているのはタイショーくんだけで、ハム太郎たちは、高くそびえる山を見て、のぼるまえからゲッソリだ。
まずは、ロープをたよりに、ガケをよじのぼるのだ。だが、めがねくんがのぼりきる前に、ロープが切れてしまった!
とっさにタイショーくんが手をのばして二人をたすけ、ハムちゃんずがほっとしたのもつかのま、まだまだ先があると、タイショーくんがふたたび歩きはじめた。
きりたったガケぞいの道をカニ歩きで進み、たきのうらをぬけ…。
ゆうがたになると、もう、ハムちゃんずはヘトヘトになってしまった。
これ以上先へは行かれないと思ったその時、目の前で、街灯がパッとつき、まいどくんたちは帰りはじめてしまう。
実は、高い山だと思っていたそこは、公園の一角にある遊び場だったのだ。
いそいそと帰るハムちゃんず。だが、タイショーくんだけは、ガンコに山でキャンプをしたのだった。