「オバケが出たのだ」
さいきん、地下ハウスのまわりでは、オバケを見たという話がいっぱい。白いものがフワ〜ッととんだかと思えば、公園の明かりがチカチカしたり、しげみがガサガサと音を立てたり…。地下ハウスの中でも、タイショーくんがねているときに、だれかの足音が聞こえたりするらしい。
すっかりオバケがこわくなってしまったハムちゃんずは、みんなでいっしょに帰ることにした。
ところが、公園に出たハムちゃんずを、さっきの話どおりのできごとがつぎつぎにおそってきた。しかも、オバケに立ち向かっていったタイショーくんが、しげみの手前でパッとすがたを消してしまった…!
と、しげみからあらわれたのは、トンガリくんだった。トンガリくんの話によると、どうやら、オバケだと思ったあれこれは、ぜんぶトンガリくんのしわざだったようだ。
タイショーくんはといえば、しげみの手前の穴に落ちてしまっていた。
あくまでのんきなトンガリくんに、思わずずっこけたハムちゃんずだった。