「こうしくんはくいしんぼうなのだ」
ある日の地下ハウスでのこと。タイショーくんがねているあいだに、タイショーくんのタネを、すっかり食べつくしてしまったこうしくん。
もうしわけないことをしてしまった!と思ったこうしくんは、旅に出ると言って、地下ハウスをとびだしていってしまったよ。
とびだしていくこうしくんとすれちがったハム太郎は、目をさましたタイショーくんと、こうしくんをさがしに出かけた。
ところが、こうしくんは、ふたりのすがたを見ると、どんどんにげていってしまう。そうしておいかけっこしているうちに、こうしくんは、石につまづいて、ごろんごろんと坂道をころがりおちていってしまった。
こうしくんにおいついたハム太郎とタイショーくんは、まわりを見わたして、ビックリ! なんと、まわりには、いちめんのひまわり畑がひろがっていたのだ。
こうして、こうしくんが食べてしまったぶんよりもずっとたくさんのタネを見つけ、大よころびしたハム太郎たちだった。