「雨の日は楽しいのだ」
ハム太郎が地下ハウスにむかって歩いていたら、雨がポツポツとふってきた。
あわててしげみにとびこむと、リボンちゃんも、こまり顔で雨やどりしていた。
ハム太郎は、サトイモの葉をカサがわりにして、リボンちゃんといっしょに地下ハウスにむかうことにした。
ハム太郎とあいあいガサになって、ドキドキのリボンちゃん。けれど、ハム太郎は、そんなリボンちゃんのようすにもぜんぜん気づかないのだ…。
こんな雨の日は、カタツムリやカエル、アメンボが、元気いっぱいでたのしそう。
きっと、みんな、雨が大すきなのだ。
ふとまわりを見わたせば、花や、葉っぱも色も、いつもよりあざやかに見える。
ハム太郎とリボンちゃんも、なんだか、雨がすきになったのだ!
雨がやむと、空に、とってもきれいなにじがかかったよ。
すてきなにじを見られて、ハム太郎たちはしあわせでいっぱいになった。
雨の日も、けっこう、楽しいのだ。